インターネットや人工知能の影響で資金調達方法は多様化しています。

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銀行融資はもう古い

銀行の建物

会社の資金調達方法といえば銀行融資を思い浮かべるものですが、昨今は時代の変化で会社や自営業者が資金調達する方法が多様化しています。
融資や資金調達に限らずインターネットを通じて提供されたサービスでお金の回る世の中に変化してきました。
極端にたとえると銀行融資は事業計画書を作って窓口や担当営業マンを呼んで手続きをするアナログサービスです。

 

デジタル化の波は金融業界でも着実に影響を与えています。
銀行融資が悪いワケではないですが、他の資金調達方法を知らずに銀行融資一本で進めることは賢い選択ではありません。
当サイトでは、銀行融資以外の資金調達方法を幅広く紹介しています。

 

銀行融資のデメリット

 

銀行融資には以下のデメリットがあります。

 

  • 申込手続きが面倒(事業計画書作成、決算書など多数の提出書類の用意など)
  • 審査に時間がかかる
  • 審査が厳しい
  • 銀行側の都合で突然融資を打ち切られることも
  • 銀行の破綻リスクがある

 

資金調達先としての信頼性は高いですが、融資を受ける方法が古くて資金調達に成功しても手間による機会損失が発生します。
町工場などを題材に銀行が融資を打ち切って廃業の窮地に追い込まれるテレビドラマが複数あるように、銀行と取引を持てれば安泰というワケではありません。
2018年にはスルガ銀行の不祥事がニュースになり、破綻する懸念すら囁かれています。

 

ちなみに銀行が破綻した場合は他の金融機関に債権ごと引き継がれます。メインバンクで貯金額が多ければ保全される金額を超えた部分を債務者の意思とは関係なく相殺されてしまうこともあります。
銀行融資のメリットは金利が安くてまとまった資金調達が可能で、過去の取引実績を評価してくれることです。

 

一部では担当営業マンや支店長など現場レベルでの裁量で審査されることもあり、銀行と深く付き合うことでメリットを得られるものでしたが、銀行との取引実績によるメリットは薄れつつあります。

 

個人向け投資商品で見える将来の金融業界の形

 

AI知能を持つ人間

2017年9月にリリースした新しいサービスでAIスコアレンディングという資金調達方法があります。
運営するのはソフトバンクとみずほ銀行が50%ずつ共同出資して立ち上げた消費者金融のジェイスコアです。

 

個人向け商品ではありますが、人工知能を活用してSNSの利用状況、性格診断など幅広い項目で自動審査する画期的なサービスです。
人の手で裁量審査をするよりも貸し倒れリスクを少なくして人件費も削減できるため、個人向けキャッシングサービスで人気の銀行系カードローンよりも低金利での融資が可能です。

 

AIスコアレンディング

 

銀行系カードローン、フリーキャッシングは銀行融資と同様に取引実績を評価されて、新規利用時は少額、高金利での貸付を行い利用実績を作ることで条件が優遇されます。

 

AIスコアレンディングは人工知能によって算出されたスコアを利用者に公開していて、スコアに応じて限度額と金利が決定される仕組みです。
つまり、新規利用時でもスコアさえ良ければ好条件で融資を受けられます。

 

銀行など特定の金融機関と付き合いを持っている人には魅力を感じにくいですが、これから融資を受けようとする人は新規申込時に不利な要素がないサービスを選びます。

 

今後は徐々にデジタル化した融資商品がシェアを拡大していくでしょう。

 

山積みになった大量のお金

人工知能による自動審査など、精度の高いサービスを提供するには開発費など資金力が必要です。
従来の審査は信用情報機関の照会、属性・年収などを見て審査を行っていたので、どこの金融機関でも仕組みや審査基準に大きな差はありませんでした。

 

審査の自動化によって強いところと弱いところが顕著に現れ、大手金融機関でも破綻したり経営統合の進んでいく可能性があります。
大手や時代の流れに乗った金融機関や業者への一極化が進めば、特定の金融機関と長い付き合いを持っているアドバンテージが失われるかもしれません。
なお、AIスコアレンディングに関しては個人向けフリーキャッシングで事業用資金での活用は禁止されています。

 

経営者が利用する場合は、個人名義で資金調達して生活費の補填をしたり、個人から会社に貸す流れで活用できます。

 

事業資金向けのビジネスローンでも一部で人工知能を活用したレンディングサービスが登場しています。
将来的には人工知能によって金融機関の審査スタッフの仕事が奪われる懸念もされていて、インターネットや人工知能の影響で今後も時代とともに変化を続けていきます。

 

インターネットによって増えた資金調達方法

 

  • クラウドファンディング
  • ソーシャルレンディング
  • ファクタリング
  • エンジェル投資家
  • 仮想通貨のICO

 

あくまでも一例ですが、上記はインターネットとともに普及したサービスです。
中身こそアナログの要素を持っているものもありますが、インターネットによって利用者が増えています。
銀行融資の場合は近くに支店のある銀行が行う地域密着型のサービスです。

 

現在はインターネットによる集客効果によって、全国から顧客を集められる資金調達方法がシェアを伸ばしています。
ネットを活用した資金調達方法はリスクや注意点もありますが、特性を理解して活用すればリスクを軽減できます。

 

ファクタリングによって手形取引をする業者が減少するなど、すでにアナログ的な資金調達方法は市場規模を縮小させています。

 

ファクタリング

 

今後も資金調達方法は多様化していき、様々な新サービスが登場するでしょう。
資金調達方法を見直すにあたって銀行融資だけを比較材料にするのではなく、直近で主流になっている資金調達方法と比較することで、常に時代にあった最適な資金調達方法を見極められるようになります。